莉央の未来を傷つけないため、 そして、莉央が教えてくれた俺の夢を叶えるため。 だけど 今は、これだけしか言えない。 いつか、言える時が来るのかな…、本当の理由。 「冬休み終わったら、水泳部のみんなに言うつもりだから、それまで黙っといてな。じゃ、また授業で。」 ごめんな、莉央。 でも、一番初めに莉央に打ち明けることができて――、 本当に良かった。