あれから…莉央はあのキーホルダーをどうしたんだろうな。 あんなにピカピカ輝いていたはずなのに、それすらも偽りのような気がして…。 あの時、俺が莉央に嘘をついた。 その罰が下されたんだ。 あの日から莉央と話すことがパッタリ無くなった。 それどころか莉央は、部活にも、数学の授業にも身が入っていない様子だった。