「…先生?」 莉央の表情は…、なんだか切ない。 一人でこんな薄暗い所に残って…、一体何を考えてたんだ? 「早く帰れよ?」 俺がそう言うと、莉央はフラフラと椅子から立ち上がった。 しばらく様子を見ようと思ったら… 莉央が床の少し盛り上がっている所につまずいた。 危ない!!!