♪キーンコーンカーンコーン♪ 突如、授業開始のチャイムが鳴った。 そのチャイムで俺はハッとした。 あ…。 俺は『先生』だった。 今は勤務中。 コイツの温もりに胸を高鳴らせている場合じゃない。 何とか男の本能を心の奥に無理矢理押し込んで… 俺は急いで莉央を保健室までおぶった。