さっきの間、…だろうか? 一体何があったんだ?? 俺は思わず、莉央の左腕をつかんだ。 「あまり浮ついた気持ちでプール入るなよ?何かあったのか?」 ちゃんと答えてほしかったから、俺はかなり真剣な顔になって莉央に尋ねた。 でも、莉央は俺のその顔を見て、更に考え込んでしまったようだ。 何か、、何でもいいから答えてくれ、莉央…。 うつむいた莉央に、俺はできるだけ優しい声で莉央の名前を呼んだ。 すると。