「おお、いいぞ。どうした?調子悪いのか?」 「はい。さっき泳いでみたら、タイム悪なってて…。どこが悪いんかチェックしてもらえます?」 「そっか、泳いでみろよ。」 そう言うと瀬戸は小急ぎでプールに飛び込んで、平泳ぎで25m付近まで泳いだ。 「うーん。あまり悪くはないけど…、癖がでてきてるな。」 俺はその泳ぎを見て、感想を述べた。