恋愛VS友情

「キャー!!リン君こっち向いてー」

「マジかっこいいし!」



きっとリンと一緒のクラスの女の子達だろう。



「「ねぇ、いいの?」」



「何が?」


私は飲んでいたパックのココアにささっているストローを口から離した。


果菜は少しイライラしながら


「だーかーらー、リンのことよ!どうすんの?このままだったら違う子に奪われちゃうよ!?」


私は少し笑って


「こんな地味な子リンとつりあわないよ…それにリンは私のこと友達としか見てないもん」