恋愛VS友情

少したつとリンがお盆に二つのマグカップをのせて戻ってきた。

リンはベッドの上に座っている私にココアの入ったマグカップを手渡した。


ココアはほんのり甘かった。



「おいしい」


「そっか?」


「うん。そうだ、話って何よ」

マグカップをテーブルに置くとリンもマグカップを置いた。




「話っていうのは…」