「一緒に寝よ?」




「え…?」




「だから、一緒に寝よう?」



「あり…が…グス…と……」



泣き出した彩香。




「おいで。」



「うん…。ヒック――」



サッと入った彩香。




「ねぇ葵…?」



「何?」



「ヒック…ごめ…んね…」



「いいよ。俺もごめんな。」



「葵は悪くないよ。でもね、1つお願いがあるの。」