「えええええっ!?

ゆっ、優斗ぉぉぉっ!?ちょっ、おまっ、大丈夫かぁっ!?」



突然吐き出してしまった俺に、おっさんが大声を上げた。


目の前がくらくらする。

気持ち悪さに俺は立っていられなくなって、地面に膝をついた。



気持ち悪さはどんどん増していって、

胃の中身を全部吐き出して、胃の中が空っぽになる。


喉が焼けるような痛みと、独特の気持ち悪さに、頭が痛くなる。




意識は溶暗としていって、

心配するおっさんに何も言えないまま、俺はそのままぷつりと意識を途絶えさせた……