すると、なぜか幸ちゃんが得意気な顔をしてユリにこんなことを言い出した
「もう、ユリちゃんってば、わかってないわねー。
彼女をモデルにするなら、当然ヌードでしょ?そんな絵を南君が学校へ持ってくるわけないじゃない!」
ね?南君。と、話の最後に振られたが俺はなんにも言えなかった。
なにが当然だ!?
っていうか、俺どんなイメージ持たれてんの!?
と、ツッコミを入れたい気持ちでいっぱいだったが、あえてスルーする。
「え〜〜〜!?
そうなんですか〜!?なんかショックです〜〜」
幸ちゃんの言葉にユリがそう声を上げる。
なんで信じるんだよ!?
と、ツッコミを入れたい気持ちでいっぱいだったが、ここもあえてスルーする。
「南君もやるわねぇ〜。ひゅーひゅー」
俺が黙っているのを肯定と受け取ったのか、幸ちゃんがそんな風に俺を茶化す。
「幸ちゃん先生…
そんなこと言ってるから、いつまで経っても結婚出来ないんだよ…」
この話題を避けようと、わざと幸ちゃんの地雷を踏むように哀れみを込めてそう言うと、案の定幸ちゃんがキレた。
「ななんななななんあ、なんですってぇーーーっ!?」
と、幸ちゃんがキレてくれたお陰で、この後は神菜の話題が出ることは無かった。
その代償として、俺は青あざを一つ作るはめになった…。

