しかし、間に合うことが出来ず、
晶ちゃんのお母さんと思われるその人は、ばしゃあんという大きな音を立てて川に落ちてしまった。
突き落とした方の女を見れば、その女はすぐに走って逃げた。
俺はすぐに下に降りて落ちたその人を助けに行こうとした。
…しかし、
「優斗ぉぉっ!!はよ助けに行けぇぇっ!!!」
というおっさんの声と共に勢いよく押され、俺まで川に突き落とされた。
「はぁぁぁぁっ!?」
あまりのことに、落ちる途中でそんな声を上げてしまった。
俺まで溺れたらどうすんだよ!?
と、おっさんに文句を言う間もなく、俺も川に落ちた。

