「やっべー、龍、メッチャカワイイ~。」

「どんだけ好きなんだよ…。」

「だって好きなんだもん!!!」

龍は、背が小さくて、性格はちょっとキツイけど、

時々優しいときがあって、

少し天然で、メッチャカワイイくて、運動神経がいいの!

でも、思いは届かない…。
 

ある日のこと…。

総合活動の時間で、みんなが真剣に話し合ってた。

私も熱くなって、いっぱい発言した。

「絶対に、こっちの方がいいと思います!!!」

そしたら、龍が後ろで…、

「そんなに熱くなんなくてもいいじゃん……。」

「え…。」

その言葉が、

胸に突き刺さった。

すごく、つらかった…。

(龍が…、そんなこと…言うんだ…。)

一気に、龍への気持ちが冷めた。