「そーだよな!
じゃあ、帰るか!」


「う、うん。」



何だったんだろう…
でも、悲しそうな顔してた。



「家、ここだよね?」


知ってたんだ…教えてないのに。


「ありがと、じゃあね…」


「ん?
あぁ…またな!」



そう言いながら輝彦くんは手をあげて、暗闇に消えていった。

でも、元気。
さっきのことが無かったみたいに…
ホントに、何なんだろ(汗)



「わかんな~い!
…大丈夫かな、輝彦くん。」


と心配してるけど。
それと同じぐらい、あの人のことが気になる…
でも、忘れなきゃダメなんだよ…!