「…ってこんなことはどうでもよくって!
私だったら正面からバシっと行くけど(笑)」
まるで竹刀を持って、『めん!』ってやって見せる菜穂。
「そんなの無理でしょ!先輩だよ(汗)」
「先輩じゃなくても、和歌には出来ないでしょ…」
実際、天道さんをどうにかしないといけないだのもんね…
「ちょっと!菜穂!
仕事忘れて何やってるの!」
「ごめんごめん、今行くから!
ってことで行ってきま~す。
…先輩には気をつけてよ!」
「大丈夫だって!行ってらっしゃい♪」
菜穂が居なくなった途端…
「ちょっと来てもらえる?!」
先輩からの呼び出しがかかった。


