それからというものの、泉は仕事をよりいっそう頑張り、聖はお兄ちゃんになるんだって張り切って…
そうして、赤ちゃんが生まれる時が来た。
オギャーオギャー
麻酔が余り効いていなくて、泣き声は凄い聞こえた。
かなり大きな声だったし…ね(笑)
「元気な男の子ですよ。」
また男の子か…
でも、元気みたいだし、よかった。
「…お疲れ様、和歌。」
「ありがと、泉…」
聖は、ギリギリ未熟児にならなかったけど…
この子は大きいって、見た目でそう思った。
測ってもらうと、3500グラムだった。
やっぱり大きい(笑)


