そんなことを話していると、寝息が聞こえてきた。



「寝ちゃったよ。」


「みたいだな。」



幸せそうな聖の顔を、泉を一緒に見る。


やっぱ、光聖にいるのかな?
私には全然似てる気がしないし…

それはいいことだけど、よくないことでもあるよね。
泉にしたら…




「…可愛いな。」


「うん。」


聖を、可愛いって言ってくれた!




「おやすみ、聖。」


布団を掛け直し、キッチンへと戻った。