「アキヒロさん家行くの?」 『うん。鍵開いてないもん。○○まで行って。』 「うん。」 さっきよりも、一気に機嫌が悪くなった彼。 あたしが誘ったのに、この時点で後悔しまくってた。 イライラして、口も利きたくない。 そんなにあたしが、チャラく見えるかね? 誰にでも股開くと思ったら大間違い。 もう、あんたには、一生会いたくない。 しつこい男は嫌い。 流れる見慣れた景色を見ながら頭の中は愚痴だらけ。