『事故りそうとか~(笑)大丈夫だから!事故んないって!』


苦笑いしながら言った。


「嫌、マジで事故りそうだし。」






鬱陶しい。
事故るなら事故れば?クミに関係ないし。
あんたが死んでも困んないし。



『家、鍵開いてないんだった。だから、クミはアキヒロん家行く。』






さっき考えた嘘。


誰が聞いても、すぐに嘘だって分かるよね(笑)


でも、一緒に寝るなんて有り得ないから。