しらね。



しらね、しらね、しらね。



もう、なにがなんだかわけわかんねーよっ!!



あの手紙も…



かーちゃんもとーちゃんも…



一体、なんなんだよっ!!



俺は寝ころんだまま、チッと軽く舌打ちをすると、



テメェのせいで…



俺の夏休みのシメが台無しじゃねーかっ!!



責任取りやがれっ!!



ゴミ箱をキッと睨みつけた。



最後の最後でコレとか…



マジありえねー…



ってか、マジうぜえ…



そしてイライラしながら枕元に放り投げてあったケータイを手に取り、



なんか気分悪ぃし…



凜にでも電話しよ。



パカッとケータイを開けた…