「悠希大好きだ…」


あぁ…やっと本当のことを言えた。

「隆生…付き合ってくれんの?」


「あぁ…それより公園行かない?」


公園。
あたしにとってイヤな場所また隆生が事故にあったら

「隆生…公園はイヤ」


「大丈夫だよ…もう悠希を悲しませないから…」


「……わかった。」


―公園―

「ねぇ隆生…」

「なんだ?」

「なんかゴメン」

「はっ?」

「ほら事故にあったのも元はといえばあたしのせいだし…」


あたしはずっと思っていた
事故にあったのはあたしのせい。

普通は嫌われる。
なのにまだ好きって言ってくれる。

なんか申し訳ない。


「はっ?悠希…そんなこと考えていたわけ?」


「んっ…まぁ…」


「馬鹿…」


隆生をそう言ってあたしを抱きしめた。


顔が赤くなる

「悠希が責任感じるなよあれは説明しなかった俺が悪い。」


「隆生…ゴメン」


「ゴメンじゃなくてありがとうだろ?」


「隆生…ありがとう大好き」


「悠希…」





ある日のこと………

ハゲ(元)は姫に優しいキスをしました。







END