「あたしに合う人がいないの♪」


自信満々。

自意識過剰。


「合う人見つかるといいね☆」


「悠希だって彼氏作んないの?」


あたしかぁ…

好きな人いないんだよな…

「あたしは置いといて…」

「あっ公園に行かないと…時間時間!!!!!」


いつの間にか時間が来てた。


公園に行かないと…

他校の人いんのか…


めんどいな…



「悠希!!早く!!!!」


佳奈が手を振っている

あたしは走った。


「待ってぇ!!!!」







―公園―


『今日は…CleanCleanに集まっていただきありがとうございます』


なんか代表の人が話している。

あたしはそれを見ていた。

すると
「悠希悠希あの人顔だけかっこよくない?」


佳奈が小声で話し掛けてきた。


あたしたちは今、一番後ろの席だから話していてもバレない。


「誰?」


佳奈が言うならよっぽどカッコイイんだろうな…


「あの悠希の隣の隣の人…」


あたしの隣の隣?

あたしは見た。


「……!!!!!!!!!!!!!」


「どう?」


あたしの隣の隣は

なんと髪の毛が…あるのかないのかわかんないくらい
短い。

いや…スキンヘッドかも?

あたしは一瞬にして

思った言葉があった。