綾「んっ…――」


太陽の眩しい光であたしは起きた。


綾「今何時?」



携帯で時間を確認すると9時を過ぎていた。



綾「ぎゃああーー!!遅刻!!!」



昨日は制服のままで寝てしまっていたので急いで鞄をもち、部屋のドアを開けた。


すると目の前には、もう授業が始まっているというのに呑気に朝ごはんを食べている2人が……。



壱「おはよー綾ちゃん!」


昨日のことなど無かったように笑顔で話しかけてくれた。
正直ホッとした。嫌われちゃってたらどうしようって思ってたから。



綾「おはよっ!壱瑚と聖夜!」


聖「…はよ。」


機嫌わるっっ!!


綾「聖夜なんで機嫌わるいの?あたしなんかした?」



機嫌が悪い聖夜にきくのはやめて壱瑚に聞いてみた。