君に伝えたい





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「あの~美咲ちゃん、ちょっといいかな?」







そんなあたしが呼び出されたのは、昼休みに食堂でメロンパンを食べていた時だった。







……誰だよ。



他のクラスの人?



「……うん?」







隣に居る夏生は話しかけてきた男をじっと見ている。






ハルはトイレに行っていていない。






「……ちょっと来てくれない?」





そう言いながら真面目な顔で赤くなってる。






何?



何すかコレ?







あたしが渋々ついていくと、そこは裏庭だった。







うわ!

超お日様ぽかぽかじゃん






眠くなってくるや……








「………………あの!好きなんです!!付き合って下さい!!」


「は!!?」







は?









は?!









でええええええ~!!?