君に伝えたい












そんな二人の声に、クラスみんなの視線 が注目する。








「夢を馬鹿にしてんのはてめえの方だろ?美咲の事何も知んないくせに、偉そうな口叩いてんじゃねぇ」






とてつもなく低い声のハル。





あたしはともかく

夏生やクラスのみんなは、初めて見るハルに驚いてる。






「……お前怒ると怖いな…………どっかのヤンキーが言ったのかと思った。」




少しビクビクする夏生。





あ……そういえばハル、夏生と出会ってからまだ一度も怒ったとこ見せてなかったかも…?






そりゃあビックリするよね~♪、




あたしも久々だったから、ちょっと驚いちゃったよ。







「……………っ!!」





言葉を失う先生。







ばぁーか!ざまあみろ!!





先生は大人しく

バーコードの頭を何度もさすりながら教卓へと戻ってった。





すごかったぁぁ~






怒ったハルは怖いんだよ!





もう迫力がハンパない!!