君に伝えたい













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いつもこんなやり取りをして、

3人で笑いあってたよね。







この時は、


みんなが居るのは当たり前って思ってた。








でも、ハルと話すのはとっても難しい事だったんだね







あんなにも、辛いことだったんだね






出来るなら……
もう一度君に会いたい。











君は何を思っていますか?





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「……………原…!」





………………うっせ






「おい……、鮎…原………!………………鮎原ぁ!!!」



うっせうっせうっせぇ!!




「もぅ!何!?さっきから…」





「お前、授業中に堂々と居眠りをするな!」


目の前には、呆れ顔の先生が立っていた。


相変わらず頭がバーコードと化している

「ん~。」




「何だその返事は!」







だるっ…



ろくに昼寝してないからな……