「あぁ、お祭り?夜中までお店は開いてるみたいだけど…。 体調崩してる沙那は連れ回せねぇよ。 そのかわり今日は俺ここ泊まるから。だから諦めろ?ごめんな。」 必需人は、何故謝るんだろう。 体調を崩したあたしが悪い。 必需人の優しさ、嬉しいけれど、怖い。 いつなくなってしまうんだろう。 必需人は、いつかあたしから離れていくのだろうか。