「なんだよ。」
グレンが言うと、
ハンディは言った。
「………操り人形だよ。」
そして、
3人でケラケラと笑った。
―…操り人形…か…
"そう、お前は操り人形だ。
お前には、自由がない。
だが、私がお前を自由にしてやろう。
この3人が、憎いだろ?
…殺してやりたいだろ?"
グレンに声が聞こえた。
もうグレンには、
どうでもよくなっていた。
グレンがそう思った瞬間、
グレンの頭の中で、
プツンと音がした。
そして、
グレンの頭の中は真っ暗になった。
"そうだ。それでいい。!
潰せ!
この城を壊せ。"
そう言う声の言葉さへ、
グレンには、
もう聞こえていなかった。
