「本当のことだよ。」
2人の間に沈黙がはしった。
すると突然扉が開いた。
「どうか…したんですか?」
扉から顔を出したのは、
シュリーだった。
「なんでもない。」
グレンはシュリーに手招きをした。
シュリーは戸惑いながらも、
グレンに近付いた。
「シュリーちゃん…なんでここにきたの?」
シュリーはジャックがてっきり怒っているのだと思い、
慌てた。
「ご…ごめんなさい。」
シュリーは数歩後ろに下がった。
「大丈夫だ。ジャックは怒ってない。」
グレンはシュリーの気持ちを悟ったのか、
いった。
シュリーは少し安心してグレンに近寄った。
グレンはシュリーに隣りに座るよういった。
シュリーは戸惑ったものの、
グレンに従った。
「怖がらせちゃった?
ごめんね?そんなつもりはなかったんだよ?」
ジャックがシュリーに言うと、
シュリーは頷いた。
