「チッ…俺は修行中なのによ…」

とバーナードがつぶやく。

それからしばらくしてリベルが現れた。

「遅くなってごめんねぇ。」

あまりに呑気な言葉に、

みんな溜め息をついた。

「で、なんだよ?
修行を中断させてまでのことなんだよな?」

バーナードが聞くと、

リベルはう~んと首を傾げると

階段を下りて、

みんなの座るテーブルの近くまできた。

「そうだね…重要…かな?」

リベルの言葉にバーナードは

目に見えない速さでリベルのもとに来た。

「たいしたことなかったら…ただじゃおかない。」

殺気のこもったその言葉に、

キルギスとフランは息をつめる。

リーフは

平然としていた。

「まぁまぁ…落ち着いて。」

肝心のリベルも

平然として、

呑気に言っていた。

しばらくしてキルギスが

グレンの入ってきた扉を指しながら、

「さっきから誰かいるよ?」

といった。