ふわぁっ

風がふいててすごく涼しい。

『気持ち良い〜』

ゴロンと寝転んだ。

『誰かいるの…!?』

声がする方面へ走った。

そこには…

長瀬梨華ちゃんがいた。

『あ…えっと……同じクラスの杏菜ちゃんだよね…』

名前…知ってたんだ…

『長瀬梨華ちゃんだよね!話してみたくて…っていうか…サボりたくて…』

正直に言うと、梨華ちゃんはプッと吹き出した。
『あたしも!サボり仲間だっ!』

なんとなく、意気投合した感じ…