うちの両親は戦争体験者です。
昔、民間の戦争写真を見に行った時、たくさんの子ども達と幼少の父が映っておりました。
父よ、どさくさに紛れてこんなところに映ってるよ…。
その時だけはまじまじと見ましたね。一体何の写真かしらないけど、集合写真みたいだったし。
母は、戦争の時の話をたまにして大きい兵隊や人の死体をまたぎながらおばあちゃんと手をひいて逃げたとか(>_<)
あと、衝撃なのは人が食事中に、自分の母の死んだ状況を語るのです。「台所で母が立ってたら砲弾の破片が飛んできて喉をザックリと…」前も聞いた話に箸を止める私。「あれは目に焼き付いてるねぇ」 …う～首がむずかい～そんな強烈な話今しなくても。
私がｹﾞﾛ吐いて、姉がそれで「うっ」ともらいｹﾞﾛんこらえている時も母はいつも平気そうで、吐いたものを分析したり、後始末したりします。あと、お隣が亡くなった時や他の人に様子を見てと言われた時も死臭はしてたらしいが怖いそぶりは無かったです。
親って偉いな～と思いますが、姉も二児の母。
私が「ｹﾞﾛとか臭くて気持ち悪くならないの？」と聞くと、「あの戦時中の臭い以上に臭いものはないさ～」
…ごもっとも(-"-;)母の強さを垣間見た瞬間でした。
そして、また戦時中のことを話し出そうとする母。
いえ、もうお腹いっぱいで胃が痛くなりそうです。
