思い出は
 
無くならないのに
 
君の笑顔も
 
声も
 
消えてしまった
 
どんな笑い声かも
 
抱き締められた力強さも
 
温もりも
 
はっきりとは思い出せなくて
 
過ぎてゆく時間が
 
忘れていく自分が
 
哀しいほど
 
憎くなる