three times love 〜alrue〜

ずっと





繋いでおきたかった






でも






すぐにブランコには着いて





ナオの手を放した






ナオの手は






少し





冷たくて







オレの手と






全然違って





オレの手は







凄く






汚れてる様な





オレは





ナオに




触れちゃいけないんじゃないかって





そう感じた







そのまま






八年ぶりにブランコに乗った





おっ






意外と楽しいかも






そう感じれた自分が






まだ





あの頃と変わってない様な気がして






少し





嬉しかった








ナオは






横で少し躊躇してた







『ほら、早く』





そう言って





オレは笑った






ようやく







ナオも乗った