three times love 〜alrue〜

「あら、お母さんなんて気にせず続けてくれればよかったのに」








んな訳ないだろ








『何しにきたの?』






とにかく








この恥ずかしさを誤魔化したくて







冷たく言った








「コーヒー持ってきたの。大丈夫。レイのはお砂糖たっぷり入れたから」




『いらない』









少し







自分の顔が







紅く熱を帯びてる事に気付いた







「すいません。頂きます。レイもせっかく持ってきてもらったんだし」







そう言った






ナオの顔を






見れずに







オレは返した








『分かった。これ飲んだら出るから』