「…お邪魔します」






小声で呟き






ナオもついて入った








『ごめん。家具とかマンションに持ってってあるから悪いけどベッドに座って』




「ありがと」






そう言って






ナオはベッドの端に座った





オレは鞄に荷物を詰め込む







「ねぇ、卒アル見せて」




『全く同じの全部持ってるだろ』






同じの見て面白いか?







そういえば







何でわざわざそんな端に座ってるんだろ






オレの中の悪魔が囁く







ナオ







イジめよっと