愛してる

『愛、一緒にいられなくて、ゴメンな。





本当はずっといたかった。


ケド、無理だったな。

コレを読んでるって事は、

もう俺いないって事だしな。



愛は、凄い俺を大事に思ってくれたよな。あの言ってくれた言葉、ずっと胸に大事に閉まってるよ。

愛は今笑ってない?


笑ってる訳ないか……。



でも、俺は愛の笑顔が大好きだよ。



愛と過ごした時間、楽しかったし、何よりも愛しかった。



俺の夢、教えてあげてなかったよな。










それは愛と結婚する事。

幸せな家庭を築く事。

じいちゃん、ばあちゃんになるまで、ずっと一緒に暮らす事。




でも叶えられなかったなぁ。





愛、手紙だけじゃ、

俺の気持ちを伝えきれねぇよ!









俺は今でも愛を見守ってるよ。



だから、絶対幸せになれよ・・・。


俺がいなくなってから、好きな奴できたら、俺の事は忘れてそいつと絶対幸せになってな!





………愛してるよ。



誠より』













『誠ぉっ………。』


アタシは手紙を抱きしめた。




『今でも愛してるからね………。』









その日の夜は、


星が綺麗に輝いていた。











その日カラ、アタシの傍から誠はいなくなった。







そして、




アタシは24歳になった。