「どうして…俺達、こんなことになってんの…?」 「それは!!… 蒼斗くんが…女の子の家に泊まったのに…嘘つくから…」 私は俯いたまま話した。 「真菜…俺、女の家なんかマジで泊まってねぇよ?」 「だって…」 女の子から電話があったことやその内容を蒼斗くんに話した。 「マジで?」 蒼斗くんのビックリしている様子から何が本当なのか分からなくなってしまった。 「でも…俺、起きたらシュンの家で寝てた… 信じて…真菜」