「これって…同窓会の案内?」 私の部屋に来ていた蒼斗くんが机の上に出しっぱなしだったそれを掴んで私に聞いた。 「あぁ、うん。来週なの… 高校の同窓会」 「……行くの?」 「え?行くよ~ みんな元気かなぁ…? 卒業して以来だからスッゴい楽しみなの!!」 1人でウキウキ気味に話していたら、蒼斗くんは何も話さないことに気づいた。 「ん?…蒼斗くん? どうしたの?」