甘い甘いケーキはどう?短編集




薬を飲むと眠そうになった蒼斗くん。



熱さまシートを変えてあげた。

その手をグッと掴まれて…





「真菜?

…ちょっと一緒に寝てほしい…」



こんなに弱っている蒼斗くんは初めて見た。


ツラいのかなぁ…



「ちょっとだけね?//」



蒼斗くんのベッドに潜り込むと彼の匂いがした。





「こっち…」


いつものように腕まくらをしようとしてくれる蒼斗くん。






「…今日は…私が腕まくらしてあげる…

蒼斗くん熱でツラいでしょ?」


「…え…?マジで…?」


びっくりしている蒼斗くん。