ってアラ?



桃菓は蒼斗くんの膝の上に座って抱きついたまま眠ってしまっていた。




2人でその寝顔を見る。




「ほんと可愛い…」


「蒼斗くんと同じ寝顔…」



蒼斗くんは桃菓の髪を撫でて


「やっぱり嫁にはやらねぇ…」

って呟いてた。





「もう……ふふっ」



私はそんな蒼斗くんが可笑しくて笑った。



あまりに可愛いかったから、蒼斗くんの頬にちゅっとキスをしてしまった。