『桃菓』


女の子だと分かった時から、蒼斗くんが考えてくれていた名前。




産まれてきた子を見ると、とてもぴったりの名前だと思った。



「蒼斗くんに似てるね♪」



「え-まだ分かんなくない?」



「ん-ん。だって…蒼斗くんの寝顔にそっくりだもん。



可愛い…」



桃菓の頬をナデナデした。






「///そか…何か嬉しいな?」