姫のさがしもの。



じゃれ合っている内に
夕飯の時間がやってきた。



豪華な料理の数々!





お刺身でしょ?
汁物、焼き物、揚げ物、
しゃぶしゃぶに
松茸ご飯!






「…まんぞく〜〜♪」




ゴローンと寝ころんで

伸びをする私。





宮岸さんは、
ニコニコしながら

そんな私に軽くキスを浴びせて




「もう、満足?

まだ早いよ☆」



そう言って、
私に上着をバサッと被せた。



「え?なに?

寒くないよ?私…」



首を傾げる私に
宮岸さんは手を差し出す。


「はい、立って。

いくよ!」



「え?どこにー?」