姫のさがしもの。



そんなことを考えていると、

宮岸さんが
何やらモゾモゾと動き始めた。



「ん?

え?宮岸さん…!?」





宮岸さんが私の服を
ハラリハラリと
脱がしていく。




「…こらこらこら〜っっ!

きゃっ!

もぉ〜っ!
まだお昼ですよっっ」



はだけた胸を手で隠しながら
私は彼の背中を
バシバシと叩く。




「やだ、姫夏を
抱きたい!」



宮岸さんは駄々っ子みたいに
そう言って

私の両手を封じて
キスをした。





「んん〜〜〜〜っっ!」



ジタバタともがきながらも




実は、嬉しかったりして(笑)




もう、すっかり彼に
身を任せちゃって

互いにじゃれ合いながら、

だんだんと興奮が
高まっていく私たち。