すると、優希は
幸せ笑顔満開のまま


「で、私には
姫夏のほうが
幸せ顔に見えるんだけど…

気のせいかな〜ぁ?」


と言って、
ニヤッと笑った。



「ん?(笑)」


思わず笑いが
こみ上げるのを堪えて

何も無かったふりをする私。



「もう、姫夏〜〜〜

白状しなさい!」



優希はやっぱり
私の親友だ。

すぐにバレちゃう。


てか、私が
顔に出やすいタイプなのかな?


幸せすぎて
つい顔に出ちゃったかな。。。



「実は…んふふっ



しちゃった♪」



照れ笑いを浮かべながら
私がそう言うと


優希は、



「マジ!?

いつ?

やっと宮岸さんも
覚悟決めたわけ?


…いやーん、
よかったぁ〜!」


そう言って
乾杯を強要してきた。


「私たち、おめでと〜!

カンパーイ」


優希がハイテンションに
そう言って

二人ともグビグビと
お酒を一気に飲み干した。