彼はガバッと
私に抱きついて
そのままベッドに
私を押し倒した。
熱い熱いキスの嵐。
何も考えられなくなって、
彼にどんどんと
服を脱がされていくことにも
抵抗せず
彼の全ての行為に
身を任せた。
目を閉じていると
彼の鼓動が聞こえてくる。
トクントクン…
少しずつ早くなっていく
そのリズムを心地よく
聞きながら
彼の愛撫を
ずっとずっと受けていた。
彼が、
「姫夏、愛してる」
そう言った時、
急に体の中が熱くなって、
彼が私の中に
入ってきたことがわかった。
暖かくて愛しくて
幸せな感触を
体いっぱいに感じながら…
彼が全身で
初めて私を愛してくれるのを
私も全身で受け入れた。
