因みにその日は


結局、

三次会まで続いて、



私がうちに
帰ることができたのは



たしか、

夜中の3時だった。




帰宅するなり私は
ベッドに倒れ込んだ。




暫くもしない内に
睡魔が襲ってきて



私は

ウトウトとしながら


その日の送別会の風景を

ぼんやりと
思い返していたんだ。






―宮岸さんが

私のファンって

ほんとかなぁ




そんなことを
ふと思ったけど、


眠さには勝てず。




深く考えないままに



私は夢の世界へと

落ちていった。