姫のさがしもの。



「怒るわけないよ!

え?なんで?

俺、怒ってるみたいだった?」


焦ったように
答える宮岸さん。


「だって、すっごく
怖かったよ?

無言でスタスタ
歩いてっちゃうんだもん…」


口を尖らせる私。



すると、宮岸さんは
右手でハンドルを
きりながら

左手で私の頭を撫でた。