もしかしたら返事が
きているんじゃないかと
期待して

開いた画面には




誰からも着信はなかった。



携帯電話をふとんに
投げつけて


それからまた
ふとんにもぐりこんだ。


つけっぱなしの
テレビが
まだ耳障りに響いていた。