「よかったです。 じゃあ お店に向かいますね。 どちらのカラオケですか?」 …あ! どこのカラオケに 行くかなんて 全然決めてなかった… 「あ… えっとー… ちょっと待ってくださいね!」 私は焦りながら とりあえずそう答えて、 「優希! カラオケって どこにあったっけ?」 小声で優希に 慌てて聞いた。